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枯れ木

かれき異読 こぼく
名詞多音語
1
標準
dead tree
文例 · 用例
するとキャッという女の声、驚いて下を見ますと、三人の子供は何に恐れたのか、枯れ木を背負ったままアタフタと逃げ出して、たちまち石垣のかなたにその姿を隠してしまいました。
国木田独歩 春の鳥 青空文庫
もういっそう悲惨なのは田んぼ道のそばの小みぞの中をじゃぶじゃぶ歩きながら枯れ木のような足に吸いついた蛭を取っては小さなもめんの袋へ入れているそういうばあさんであった。
寺田寅彦 ステッキ 青空文庫
浜田は、昼間に見ておいた枯れ木を取りに、初年兵の後藤をさそった。
黒島傳治 前哨 青空文庫
渠一向平気で、背負っていた枯れ木の大束をそこへ卸して、旦那は絵の先生かときくから先生じゃアないまだ生徒なんだというとすこぶる感心したような顔つきで絵を見ていた。
国木田独歩 郊外 青空文庫
しかし枯れ木の花が虱に変わる、ということがどこから来たかなかなか思いつかれない。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
彼等は開墾場に近い深林の中に枯れ木を焚いて一夜を明かした。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
上から枯れ木が加えられた。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
かれは声も立てないで、枯れ木を倒したように泥濘のなかに横たわった。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
丘の上に立つ一本の枯れ木が、荒涼とした風景に寂しさを添えていた。
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病害虫の蔓延で、森の木々が次々と枯れ木になっていった。
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冬の薪にするため、乾いた枯れ木を集めてきた。
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2
標準
leafless tree
作例 · 標準
冬の澄んだ空の下、葉を落とした枯れ木が静かに佇んでいた。
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春を待つかのように、木々は裸の枯れ木となって枝を広げている。
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その絵画は、一本の枯れ木だけを描くことで、冬の厳しさを表現していた。
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