俗諦
ぞくたい
名詞
標準
conventional truth
文例 · 用例
この八方手を尽して充分の調査をすることは仏教での俗諦に当ります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
俗諦は言葉を換えて言えば世間的の知識経験のことで、真諦とは真理を覚り、それを信仰することであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
俗諦をも充分に尽し、その上に真諦を置くということは、人事を尽して天命を待つということです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏教では俗諦すなわち世間的の知識経験を非常に重大視し、これを欠くべからざる必要物としますが、なおその上に真諦すなわちものの真実を確認することを疎かにしません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
俗諦を去って公平無私にします。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
第六三課 智慧の説明 普通一口に「智慧」と言いますが、仏教の方では、これを二つに分け、「智」と「慧」にして、その意味にはっきりした区別をつけております(智は俗諦に関する知力、慧は真諦に関する覚力)。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
これを仏教では「俗諦」(世俗生活の肝腎かなめということ)と言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ところで、ここに考えねばならないのは、この俗諦の勉強は、無論人間が生きて行く上に是非必要な勉強ではありますが、前に述べたとおり、無限の広さ、長さを持っておることであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、俗諦と真諦という二つの真理が説かれている。
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世間の常識とされる俗諦も、深く考えると絶対的な真理ではないと気づく。
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彼は俗諦にとらわれず、物事の本質を追求する学者だった。
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