木刻
もっこく
名詞
標準
(Chinese) woodblock carving
文例 · 用例
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−美術協会の絵画展を評す (一) 第十二回旭川美術協会展覧会は旧山一紙店楼上で催されてゐるが、日本画及び木刻の評は僕の得手ではないから止して、洋画の部に一言する。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
香炉、燈明皿、燭台、花瓶、木刻金色の蓮華をはじめ、須弥壇、経机、賽銭箱などの金具が、名の知れぬ昆虫のように輝いて、その数々の仏具の間に、何かしら恐ろしい怪物、たとえば巨大な蝙蝠が、べったり羽をひろげて隠れているかのように思われ、法信の股の筋肉は、ひとりでにふるえはじめた。
— 小酒井不木 『死体蝋燭』 青空文庫
それは陸前の登米、本吉、気仙の諸郡から、陸中の東磐井、江刺(以上旧仙台領)、その他これらの地方に近接した地方にわたって行なわれている竈神とて粘土や木刻の円眼船口形の怪奇な面を家々の竈前の柱に掛けておく風習があることである。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
又、辭書のことなれば、母型に無き難字の、思ひのほかに出できて、木刻の新調にいとまをつひやせる事、甚だ多し。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
この書は実際に解剖を行って調べた結果を集めたもので、明和年間に刊行され、木刻、手彩色の立派なものである。
— 中谷宇吉郎 『『雪華図説』の研究後日譚』 青空文庫
みんなが版画を彫ったのを集めて、その中からいいものを選んで版画集を作り、木刻紀要第一集が出た。
— 内山完造 『魯迅さん』 青空文庫
松やもっこくやの庭木を愛するのがファシストならば、蔦や藤やまた朝貌、烏瓜のような蔓草を愛するのがリベラリストかもしれない。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
作例 · 標準
古いお寺の柱には、見事な木刻の彫刻が施されていた。
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彼は古い文献を参考に、失われた中世の木刻の技法を再現しようと試みている。
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中国の伝統的な木刻の版画は、力強い線と独特の色彩が非常に魅力的だ。
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