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情夫

じょうふ
名詞
1
標準
(male) lover
文例 · 用例
真逆に墓表とは見えずまた墓地でもないのを見るとなんでもこれは其処で情夫に殺された女か何かの供養に立てたのではあるまいかなど凄涼な感に打たれて其処を去り、館の裏手へ廻ると坂の上に三十くらいの女と十歳くらいの女の子とが枯枝を拾うていたからこれに上根岸までの道を聞いたら丁寧に教えてくれた。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
行列の前の方で鬘で年を隠したマダムが逃げた若い情夫と思わずめぐり合った。
岡本かの子 街頭 青空文庫
このダンサーは後に昔の情夫に殺されるための役割でこの喜劇に招集されたもので、それが殺されるのはその殺人罪の犯人の嫌疑をこの靴磨きの年とった方、すなわち浅岡了介に背負わせるという目的のために殺されなければならないことになっている。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
そこでダンサーに身の上話をさせることによって悪漢騎手の旧情夫の存在を観客に呑込ませる。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
浅岡田代が去ったあとへ悪漢旧情夫が登場するのであるが、しかし彼がいよいよダンサーを殺す残酷な現場は電気係が配電盤のスウィッチをひねって綺麗に消してしまう。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
T「旦那に金がないと 知ると、急に 手の掌かえして 水臭くなりやがって、 果は情夫と手に手を とってドロン……」(次の画面へダブル) =大吉の浪宅 (前の字幕からダブって) 遺されたおきよの書置き手に呆然自失、ドッカと座敷に坐った儘の大吉、 やる瀬なくその手紙胸に抱いて、T「おきよ!
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
まだ私が銀座でシルクハットのうえ、チャルストンを踊っていたころ、友達の横田は亜米利加の流行女達の間に東洋人を情夫に持つことが紐育の社交界に風靡しだすと忽ち渡米してしまった。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
通過記録計がまた一転廻すると、太田ミサ子が、情夫のアメリカ人を連れて、中之島の方面から並木道をつたってあらわれた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
作例 · 標準
彼女は夫との冷え切った関係に耐えられず、若い情夫のもとへ身を寄せた。
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世間体を気にする彼女は、夜な夜な情夫と密会を重ねるスリルに酔っていた。
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事件の背後には、被害者の妻とその情夫による恐ろしい共謀があった。
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