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暁星

ぎょうせい
名詞
1
標準
morning star
文例 · 用例
僕は、当時、ひと頃はずいぶんと人気を呼んだ暁星歌劇団のテノール歌手をやっていたのですが、戦争終局と共に、ばたばたとやって来た大不景気のために最も有力な金主を失ってしまった結果、おまけに肝心な客足はゲッソリと減るし、到頭一座はご多聞に洩れず、何れあじけない旅烏とならなければなりませんでした。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
その時暁星学校の生徒が二人通りかかったが、私の姿を見ると除けて通りながら「若い立ちん坊だよ」と囁き合って行った。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
百千網都大路に人の影暁星の如いと稀に。
石川啄木 青空文庫
思案外史はその頃中坂から一丁半ばかり、富士見町の裁判所の横手の、今は暁星中学校の構内に囲込まれた処に住んでいたから、中坂というは少し無理だが、馬琴がしばしば飯台|蓑笠漁隠と称した如くに飯台を戴く因縁は持っていたのだ。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
田舎ものの庸三はいつかそこで、人を新橋駅に見送った帰りに、妻や子供や親類の暁星の先生などと一緒に、白と桃色のシャベットを食べて、何円か取られて驚いた覚えのある初期のライオンを思い出した。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
が、東京に着くとフランス語のある中学校の、学習院と暁星中学校と成城学校との規則書を貰うことは忘れなかった。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
そしてその中学校は学習院と暁星中学校と成城学校との三つしかないことを知っていた。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
学習院は欠員なしでだめ、暁星中学校もだめとあって、その四月に、僕はあとたった一つ残っている成城中学校へ試験を受けに行った。
大杉栄 自叙伝 青空文庫