弔詞
ちょうし
名詞
標準
memorial address
文例 · 用例
こんないい人が、どうして死んだのだらう、と追悼記の一ばん前の頁をひらいて見ると、そこに、學院長K・Mといふ人の弔詞が在ります。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
哀れなる哉、これが僕の失戀の弔詞である!
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
荘厳な祭式の後に、色々な弔詞が読み上げられた。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
後にはただ弔詞を包紙に包んだままで柩の前に差し出すのも沢山にあった。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
いったい弔詞というものは、あれは誰にアドレッスされたものだろう。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
そのほかの知友の中でも、中学時代からの交遊の跡を追懐した熱情のこもった弔詞を寄せられた人や、また亮が読むべくしてついに読む事のできなかった倉田氏の著書の巻頭に懇篤な追悼文を題して遺族に贈られた人もあった。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
笑つて笞を受けた囚人は、後には泣いて追慕の涙に滲んだ弔詞を受ける先覚者である。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
ああ、人間は、お互い何も相手をわからない、まるっきり間違って見ていながら、無二の親友のつもりでいて、一生、それに気附かず、相手が死ねば、泣いて弔詞なんかを読んでいるのではないでしょうか。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
葬儀では、故人の功績を称える弔詞が述べられた。
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友人のために、心を込めて弔詞を書いた。
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親しい友人であった彼が亡くなったと聞き、弔詞をどのように述べようかと考え込んだ。
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