銚子
ちょうし
名詞頻度ランク #32732 · 青空 1115 例
標準
(sake) decanter
文例 · 用例
お銚子の底くらゐの大きい深い穴が腰にぽつかりできてしまつたのです。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
おうお静、お銚子のお替り持っといで」 「お、爺っつあん、俺ァもう酒はいいんだよ」 「なーに儂がおごりまさァ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
「娘がこれぎり帰って来ませんようだったら、どうしましょう」と、彼女は二、三度も水をくぐったらしい銚子|縮の袖で眼を拭いていた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
これえ、何を、お銚子を早く。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
」 とそこへ膳を直して銚子を取った。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
やがて、川の幅一|杯に、森々、淙々として、却つて、また音もなく落つる銚子口の大瀧の上を渡つた時は、雲もまた晴れて、紫陽花の影を空に、釣舟草に、ゆら/\と乗心地も夢かと思ふ。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
江戸川はこれを溯つて利根の本流に出づべく、利根川はこれを下つて銚子に至るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
僕が下の御不浄に降りて行ったら、トシちゃんが、お銚子を持って階段の上り口に立っていて、「あのかた、どなた?
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
作例 · 標準
お正月に、屠蘇器と共に、趣のある銚子でお酒を注いだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
この銚子は、陶器製で、温かいお酒を注ぐのに適している。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
おじいちゃんが、昔使っていたという銚子を片付けてくれた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
銚子(ちょうし) 酒器の一種 鐺子、さしなべ - 鍋に注ぎ口(つぎぐち)を付けた酒を温めるための酒器。『和名抄』はこれに「銚子」の字を当てた。 時代が下って、鐺子(さしなべ)は本体に弦(つる)を付けた提子(ひさげ)と本体に長柄を付けた銚子(ちょうし)に分化したが、両方とも銚子(ちょうし)と称することが多かった。神社の儀式で使用される銚子は、木製朱塗松竹梅蒔絵付銚子、錫銚子、長柄銚子などに松竹梅金銀水引を装着したものが一般的である。 徳利 - 江戸末期には燗徳利が出現したが、明治時代になるとこの徳利も銚子と称されるようになった。 前方後円墳の通称。主に江戸時代の考古学、地誌学において、銚子塚と通称された。 千葉県の地名。銚子市を参照。 日本人の姓の1つ。銚子利夫(野球選手)など。
出典: 銚子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0