自引き
じびき
名詞
標準
drawing one's desired prize from a lottery (as opposed to purchasing directly or acquiring through trade)
文例 · 用例
胸の底には永遠の女性に憧がれる懸命な祈りまであったのが、気持の表面では、なにどんな女も似たり寄ったりで、結婚はくじびきみたいなもの、どうせ空しく亡びる自分の青春なら、いちばん貧しい娘に与えてやれと気短かに考え、当時、下宿していた家の平凡な娘と野合のようにして一緒になってしまった。
— 田中英光 『さようなら』 青空文庫
空に拡がった桜の枝にうっすらと血の色が染まるとほら枝の先から花色の糸がさがって情熱のくじびき食えなくてボードビルへ飛び込んで裸で踊った踊り子があったとしてもそれは桜の罪ではない。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
空に拡った桜の枝にうっすらと血の色が染まるとほら枝の先から花色の糸がさがって情熱のくじびき食えなくてボードビルに飛び込んで裸で踊った踊り子があったとしてもそれは桜の罪ではない。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
けっきょく、くじびきできめることになった。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
まず、団長のセキストン伯爵はくじびきぬきでくわわることに、だれも異存はなかった。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
博士は、日本ごの、じびきをひらいて、みましたが、「たんば栗」「いが栗」「あま栗」などの、ことばは、ありましたが、「げんばちぐり」と、いふことばは、ありませんでした。
— 沖野岩三郎 『源八栗』 青空文庫
やがて昼飯になるだろうが、それまでに、やってしまおう」 そこで急に、アザラシの胆とり役の、くじびきがはじまった。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
見はり当番の川口は、「鼻じろ」から胆をとるくじびき、ときいて、さっと顔色をかえたが、そのまま走って、やぐらにのぼって行った。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
作例 · 標準
「この治療、保険がきかないって。自費診療だといくらくらいかかるのかな?」「結構高いらしいよ。」
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