未墾
みこん
名詞-の形容詞
標準
uncultivated
文例 · 用例
「未墾地」のネシユダノフがロココ趣味の老夫婦が家に入る時の心より更に不思議な情調に捉へられた。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
そこは、楯井夫婦が引移った未墾地から、約二里隔った天塩川の沿岸の、やはり新開地である。
— 素木しづ 『惨事のあと』 青空文庫
なかには一寸した小悧口なものもあって、辛抱強く我慢して土地の下附願でもして少しばかりの未墾地を耕しながら、気らくに暮らして行こうなどゝいうものもあるけれどもそれは極少なかった。
— 素木しづ 『惨事のあと』 青空文庫
特ニ社會的婦人ノ天地トシテ、音樂美術文藝教育學術等ノ廣漠タル未墾地アリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
またアメリカと濠州には、最初欧人が伴れ来った馬が脱け出て野生となり、大群をなして未墾の曠野を横行し居ると。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
丘上は落葉松の殖林地と、未墾の草原とで中腹以下は痩地の桑畠や、粟畠になって、間に数条の作場道が通じて、それが中腹以上から合して一小径を作って居るのである。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
だが一體誰をこの未墾の地に送つたものであらう。
— 島木健作 『一過程』 青空文庫
」「何か未墾地のことに就いてだ、君が牧草培養の話をしてをつたからと云うて。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
この辺り一帯はまだ未墾の原野で、手つかずの自然が残っている。
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未墾の地を切り拓く作業は、想像を絶する苦労の連続だった。
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先祖代々受け継いできたが、山奥の土地は未墾のまま放置されている。
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