開拓
かいたく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #6449 · 青空 818 例
標準
reclamation (e.g. of wasteland)
文例 · 用例
かういふ風なら時代の如何を問はず運命を開拓してゆくのであらうと思つた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
それに、人間印象があつて観念がないといふことはあるけれど、実際云つて観念があつて印象がないといふことはあり得べからざることであるに鑑み、詩が小説よりも観念寄りといふよりは寧ろ印象寄りの仕事であることからして、詩がもつとよく開拓せられてから小説が関心されに到ることが物の順序でもあつたであらう。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
林道開拓のため、途に当った古墳は、破毀されたのである。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
さすがに上吉田は、明藤開山、藤原|角行(天文十年―正保三年)が開拓して、食行身禄(寛文十一年―享保十八年)が中興した登山口だけあって、旧|御師町らしいと思わせる名が、筆太にしたためた二尺大の表札の上に読まれる、大文司、仙元房、大注連、小菊、中雁丸、元祖|身禄宿坊、そういった名が、次ぎ次ぎに目をひく。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ただ、一番始末のいい場合は、学問の本山であるところの西洋の第一流の大家達の統括の下に開拓され発達させられた一つの明確な区劃内に限られた部門の中で、かの地の誰やかれが既にかなりまでつつき廻した問題の一方面に若干の確実な貢献をしたというような種類の仕事が学位論文として提出された場合である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
また物理学を修めて後各種の実務に従事する人は、物理学は単に机上の学問ではなくて、到る処に活用の途のある学問だという事を忘れず、新しい応用方面の開拓に尽力されたいものである。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
一方では連句的レビューの可能性が示唆され、他方ではまたアメリカン・レビュー的連句の開拓も展望される。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
絵を描くよりも、表現すべき自己を開拓する方の努力がもっと重大である。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
標準
pioneering