幻辞.com

指頭

しとう
名詞
1
標準
fingertip
文例 · 用例
指頭の渦紋 人間の指の渦紋の形は生れ落ちてから死ぬるまで変らないもの故、人間の見覚えをするには最もよい目印しである。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
指頭大の穴が三つばかり明いて、その周囲から喰み出した繊維がその穴を塞ごうとして手を延ばしていた。
寺田寅彦 浅草紙 青空文庫
浴衣の膝頭に指頭大の穴があいたのを丹念に繕ったのが眼についた。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
五 ヴィオリンをやっていて、始めてセロを手にしてみると、楽器の大きさを感じるのはもちろんであるが、指頭に感じる絃の大きさ、指の開きの広さなどが、かなり不思議な心持を起させる。
寺田寅彦 断片(2) 青空文庫
一音程に対する指頭間の距離でもまるで指と指とをくっつけなければならないように感じる。
寺田寅彦 断片(2) 青空文庫
燐寸の自然発火と、外函の両側に膠着された硝子粉のため、焼き爛らした指頭には、黒い垢じみた繃帯を巻いていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
彼女は、編んでやった一郎の毛糸のドレスの藁ゴミを指頭でツマミ取った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
しかしそれは蔵海が指頭で談り聞かせたからであろうと解釈して、先ず解釈は済ませてしまった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
作例 · 標準
指頭で触れると、繊細な模様が感じられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ピアニストは指頭で鍵盤を滑らかに叩いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は指頭でスマホの画面を素早く操作した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash