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私党

しとう
名詞
1
標準
faction
文例 · 用例
彼等は私党を組んで下級生を撲ったり、クラスの中で幅を効かした。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
四年頃になると、私は白帆会という結社をリードしていたから、並立している「あやめ会」、「きさらぎ会」というような結社との間に私党的な競争心を起し初めた。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
しかして当時民権を唱うる人々の内心を分析してその私党心あるを説き、またこの人々の身分を評論して無産の士族なることを説き、ついに民権論の国乱を醸すに至るべきを揚言せり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
「奈良崎、君公の御裁許も仰がず、濫りに私党を組んで、無届出奔に及ぶ段、不届千万、上意によって討取る」「そうか」 奈良崎が、足に敷いていた草履を蹴飛ばして、身構えすると同時に、草が動き、物音がして、人が、槍が、草叢の中から現れた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
此処に在る者は民衆を代表せずして私党を樹て、人類の愛を思はずして動物的利己を計り、公論の代りに私語と怒号と罵声とを交換す。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
――私党員になりたい。
一九三〇年(昭和五年) 日記 青空文庫
しかしてその政党と称するものにしてなお私党の大弊を免るるあたわざるものありて、たとえば仏国の下議院においては貴族を放逐するの議を決したるがごとき、英国の下議院においてはかのブラッドローが誓いを諾せざるをもって議院に入ることを許さざるがごとき児戯に類することありと。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
固より立憲国の党派は公党にして私党にあるざるがゆゑに、其の主義綱領は、即ち国家に対する公念の発動にして、党派の私意にあらざる可し。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
作例 · 標準
議会内で私党を結成し、自分たちの意見を主張した。
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彼の失脚は、私党間の激しい権力争いが原因だ。
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あの政治家は、私党の利益ばかりを追求していると批判されている。
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