無比
むひ
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #39760 · 青空 435 例
標準
peerless
文例 · 用例
しかしよく解った後では、全く子供のように正直一途で、子供のように純情無比の人であったと言ってる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
丁度、彼のあの容貌がさうである如く、どこかに子供らしい、元氣の好い、何でも新しいものや舶來のものに憧憬をもつ、鮮新無比の感覺がをどつてゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
人物としての室生君は、だれも言ふ如く眞に純情無比の人である。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
實に「思ひ出」の驚くべきはその至る所の頁をあけても芳烈無比な詩的靈魂が高調されてゐる事である。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
平常|素面で居る時には、謹嚴無比な徳望家である先生たちが、醉中では始末におへない好色家になり、卑猥な本能獸に變つたりする。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
奥さんは、もう出ては来ず、奥の方で琵琶を掻きならし、その子供のない太つちよの、快活無比の奥さんが鳴らす琵琶の音は少々ぞんざいで、嘲弄されてゐるやうな気持もされるのであつた。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
もちろん、そのためには強烈無比、高潔至極の大生命の光照を享け、その自由暢達な働きによって自己の全能率を総動員して行くのでありますが、この妙用はまた自己一心の性能にも備わっているのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
右顧左眄、雄大無比なるこの高原の絶勝を眺めながら湯本へ着いたのが、もう日が暮れて大分間が経ってからである。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の歌声は、その美しさにおいて無比であった。
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この地方の自然の美しさは、他に無比である。
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彼の才能は無比であり、誰も真似することができなかった。
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