秀逸
しゅういつ
形容動詞名詞頻度ランク #14589 · 青空 68 例
標準
excellent
文例 · 用例
この菜の花の平野に囲まれた清艶な小都市に、復一は滞在して、いろいろ専門学上の参考になる実地の経験を得たが、特に彼の心に響いたものは、この郡山の金魚は寛永年間にすでに新種を拵えかけていて、以後しばしば秀逸の魚を出しかけた気配が記録によって覗えることである。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
三たび我が行きし時に、蒼海は幾多の少年壮士を率ゐて朝鮮の挙に与らんとし、老畸人も亦た各国の点取に雷名を轟かしたる秀逸の吟咏を廃して、自村の興廃に関るべき大事に眉をひそむるを見たり。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
翁の秀逸一二を挙ぐれば、夢いくつさまして来しぞほとゝぎすこゝに寝む花の吹雪に埋むまでなほ名吟の数多くあり、我他日、翁の為に輯集の労を取らんことを期す。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
但、野中到氏の手簡に、「右藤堂様より伯父(只圓翁)帰宅後、小生今晩は何の御所望なりしやと問いしに右様の次第を話して、あの謙遜家にも聊か得意の色見え申候」 とあるところを見ると、この逸話は翁の生涯中の秀逸ではないかと思われる。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
トッテン師匠のアメリカ叩きネタは、師匠一流の見切りの鋭さもあってなかなか秀逸である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
蓋し此の如き些細を責むるも全く本篇が秀逸の傑作なれば也。
— 石橋忍月 『舞姫』 青空文庫
)いや、天晴れの秀逸、あき風ぞ吹く白河の關は面白い。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
わたくしも折角それだけの秀逸を浮びながら、唯つまらなく世に出しては、人がそれほどに賞美してもくれまいと存じて、色々に工夫をいたした。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書いた小説は、その構成と表現が秀逸だ。
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この企画は、独創性と実現可能性において秀逸だと評価された。
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あのピアニストの演奏は、技術も表現力も秀逸だった。
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