石粉
いしこ
名詞
標準
stone dust
文例 · 用例
端渓などの場合には、表面に所謂鋒鋩と呼ばれる堅い微小石粉が露出していて、それが墨のおり具合を容易にしていると云われているのであるが、鋒鋩の研究なども、このように物理的に行ったならば、もっと確かなことが分かるであろう。
— 中谷宇吉郎 『墨並びに硯の物理学的研究』 青空文庫
そして紙も十分注意して石粉の全然はいらぬものを使って、その上に濃淡様々の墨色が出るような簡単な図形を描いて見るのであった。
— 中谷宇吉郎 『墨色』 青空文庫
ところが鋒鋩のある石は、比較的軟かい水成岩の中に堅い極微の石粉が雑っていて、表面が超顕微鏡的の山葵おろしのようになっている。
— 中谷宇吉郎 『硯と墨』 青空文庫
石粉のはいっている紙では、その石粉と墨の粒子との交渉がさらに加わって、問題をますます複雑にしてしまうであろう。
— 中谷宇吉郎 『硯と墨』 青空文庫
もっともこれは想像であって、もしその点を確かめるとなったなら、同一性質の紙で石粉の全然はいらぬもの、いろいろな程度にはいったものを作って、その墨色の比較をまずやる必要がある。
— 中谷宇吉郎 『硯と墨』 青空文庫
豆タンの袋、セメンの袋、石粉。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
面白いでしょう、今石粉を一袋 1.10 売りました。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
めくらじまの野良着に合羽姿の爺さんで、石粉かどうかと散々念をおして、それからおつりに新しい五銭で三十銭やったら、ひっくるかえしてみ、とっくりかえしてみて、五銭かのうと云って、到頭どうしてもうけとらず、元のととりかえました。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
建設現場では、石材を切断するたびに大量の石粉が発生する。
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長時間、マスクなしで石粉が舞う場所での作業は避けるべきだ。
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彫刻家は、作品の質感を出すために、仕上げに微細な石粉を使った。
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農家は、土壌のミネラルバランスを整える目的で、畑に石粉を混ぜ込んだ。
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