粉末
ふんまつ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #18867 · 青空 222 例
標準
fine powder
文例 · 用例
なお残る茜の空に一むれ過ぎて、また一むれ粉末のまだら。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
タガネが、岩の肌にめりこんで孔を穿って行くに従って、石の粉末が、空気に吹き出されて、そこら中いっぱいにほこりが立った。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
有色物質を粉末にすると次第に褪色するという事実が引用されているのもおもしろい。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
コーヒー糖と称して角砂糖の内にひとつまみの粉末を封入したものが一般に愛用された時代であったが往々それはもう薬臭くかび臭い異様の物質に変質してしまっていた。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
翼の粉末が、折れた脚が、眼玉が、觸角が、長い舌が、降るやうに落ちる。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
翼の粉末が、折れた脚が、眼玉が、触角が、長い舌が、降るように落ちる。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
陽といつても、まるで硅石か何かのやうで、非常な個体の粉末のやうで、さればこそ、さらさらとかすかな音を立ててもゐるのでした。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
けれども中には、まだ現代になり切らない店つきの問屋も混っていて、裸電灯を軒先に掲げ出し、店員たちが夜なべ仕事に着到の荷品を頻りに向う側の物置庫に運び入れているのもあれば、何やら粉末をアンペラの上へ撒き拡げて、霧吹きで湿気を与えている店もあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
風邪を引いたので、水に溶かして飲むタイプの粉末の風邪薬を薬局で買ってきた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
最近はインスタントコーヒーだけでなく、本格的な味わいが楽しめる粉末の緑茶も人気を集めている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ケーキのデコレーションの仕上げに、茶こしを使って粉末の砂糖を雪のようにふりかけた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview