砥石
といし
名詞頻度ランク #30907 · 青空 174 例
標準
whetstone
文例 · 用例
私の父は潔癖家で、毎朝、自分の使う莨盆の灰吹を私に掃除させるのに、灰吹の筒の口に素地の目が新しく肌を現すまで砥石の裏に何度も水を流しては擦らせた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
朝の早い父親は、私が眠い目を我慢して砥石で擦って持って行く灰吹を、座敷に坐り煙管を膝に構えたまま、黙って待っている。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
ぼくらは、砥石をひろったり、せきれいを追ったりして、発破のことなぞ、すこしも気がつかないふりをしていた。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
家の前庭はひろく砥石のように美しい。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
剃刀をとぐ砥石を平坦にするために合わせ砥石を載せてこすり合わせて後に引きはがすときれいな樹枝状の縞が現われる。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
」そこでみんなは、なるべくそっちを見ないふりをしながら、いっしょに砥石をひろったり、鶺鴒を追ったりして、発破のことなぞ、すこしも気がつかないふりをしていました。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
ぼくらは、砥石をひろったり、せきれいを追ったりして、発破のことなぞ、すこしも気がつかないふりをしてゐた。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
五十年前に父が買った舶来のペンナイフは、今でも砥石をあてないでよく切れるのに、私がこのあいだ買った本邦製のはもう刃がつぶれてしまった。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
作例 · 標準
切れ味が悪くなった包丁を砥石で研ぐ。
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この砥石は天然物なので、研ぐのが難しい。
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アウトドアナイフ用の携帯砥石を探している。
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