落花
らっか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
falling petals
文例 · 用例
しかしこの場合にも罪のない紅の花は数限りもなく折られ踏みつぶされて、しかしておしまいには宣伝者自身それらの落花の中に埋められた。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
四月も末近く、紫木蓮の花弁の居住いが何となくだらしがなくなると同時にはじめ目立たなかった青葉の方が次第に威勢がよくなって来るとその隣の赤椿の朝々の落花の数が多くなり、蘇枋の花房の枝の先に若葉がちょぼちょぼと散点して見え出す。
— 寺田寅彦 『五月の唯物観』 青空文庫
単に分析表を見て牛肉と落花生と営養価が同じだと云って牛肉の代りにそっくり豆を喰べるというわけにはいかない。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
(高綱は立つて梅の枝をねぢ折り、落花微塵に引きちぎつて地に投げ付ける。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
でも心は汚れてはゐなかつたので、榧の実の一つや、落花生の二つを、良寛さんの鉢の中へ入れてくれた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
落花紛々の陽春なり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
屋台の裏にも山桜の大木三本有之、微風吹き来る度毎に、おびただしく花びらこぼれ飛び散り、落花|繽紛として屋台の内部にまで吹き込み、意気さかんの弓術修行者は酔わじと欲するもかなわぬ風情、御賢察のほど願上候。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
屋台の外は、落花紛々。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
作例 · 標準
風に舞う桜の落花が、地面を薄紅色に染めていた。
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詩人は、儚い落花に人生の無常を見た。
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朝露に濡れた落花が、一層美しく輝いていた。
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ウィキペディア
「落花」(らっか)は、Plastic Treeの通算37枚目のシングル。2015年9月2日発売。発売元はCJビクターエンタテインメント。
出典: 落花 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0