小豆粥
あずきがゆ
名詞
標準
rice gruel with adzuki beans
文例 · 用例
七日には、なな草のあえもの、十五日には朝早くとんどをして茅の箸で小豆粥を食べる。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
なお、病院で食べさせられる粥は米虫の死骸で小豆粥のように見えるというありさま故、入院患者は減り、病死者がふえる一方であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
なお、粥は米虫の死骸で小豆粥のように見えるというありさま故、入院患者は減り、病死者がふえる一方であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
十五日、今日小豆粥煮ず。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫
吹きながら、人々の手垢で黒くなり、塗りの剥げた箸で、煮込のやうな粥を咽喉に通しながら――「なんやて、明日ハ十五日ニツキ アヅキガイ二銭モチ入アヅキガイ三銭――よし来た、おつさん、今晩は旦那がついてる、餅入小豆粥一つ呉れ」と、壁に張つた紙ぎれを読んで云ふのであつた。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
ちょうど家では二十日正月を兼ねて、暮れに生まれた男の子のために小豆粥なぞを祝っていた。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
起抜けに今日様を拝んだ早耳三次が、花川戸の住居でこれから小豆粥の膳に向おうとしているところへ、茶屋町の自身番の老爺があわただしく飛込んで来た。
— 霙橋辻斬夜話 『早耳三次捕物聞書』 青空文庫
おなじく十五日、貴賤|小豆粥を炊くのは、平安の世のいわゆる餅粥の節供で、同時に毬杖をもって女の腰を打つしきたりも、江戸をはじめ諸国に見られた。
— 宙に浮く屍骸 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
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小豆粥(あずきがゆ)とは、米と小豆を炊き込んだ粥。ハレの日に食せられる食べ物の1つである。
出典: 小豆粥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0