酒気
しゅき異読 さかけ
名詞頻度ランク #42403 · 青空 237 例
標準
liquor smell
文例 · 用例
傍で寝ている酒気を帯びた父の鼾が喉にからまって苦しそうだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
婚礼の席に連なったときや、明け暮れそのなかのいいのを見ていたおれは、ええ、これ、どんな気がしたとおまえは思う」 という声濁りて、痘痕の充てる頬骨高き老顔の酒気を帯びたるに、一眼の盲いたるがいとものすごきものとなりて、拉ぐばかり力を籠めて、お香の肩を掴み動かし、「いまだに忘れない。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
「おやまあ可いお色ですこと」と母は今自分を睨みつけていた眼に媚を浮べて「何処で」「ハッハッ……それは軍事上の秘密に属します」と軍曹酒気を吐いて「お茶を一ぱい頂戴」「今入れているじゃありませんか、性急ない児だ」と母は湯呑に充満注いでやって自分の居ることは、最早忘れたかのよう。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
きよろ/\四辺を見廻して居たが吻と酒気を吐き、舌打して再び内によろめき込んだ。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
「も一ツ」と今度は徳二郎がついでやったのを、女はまたもや一息に飲み干して、月に向かって酒気をほっと吐いた。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
」 彼は手酌で飲み、酒気を吐いて、「それでは偶然論者ですか。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
』かれは酒気を帯びていた。
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
)とも云わるる、青ぺらの鍔を※り上げて、引傾げて剥いで見せたは、酒気も有るか、赤ら顔のずんぐりした、目の細い、しかし眉の迫った、その癖、小児のような緊の無い口をした血気|壮の漢である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
彼は帰宅するなり、体中からプンプンと強い酒気を漂わせていた。
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会議室に入ってきた課長から酒気が感じられたため、部下たちは顔を見合わせた。
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窓を閉め切った車内には、昨晩の宴会の名残である酒気がこもっていた。
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標準
tipsiness
作例 · 標準
わずか一杯のビールで酒気が顔に現れ、彼の頬はリンゴのように赤くなった。
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酒気のせいか、いつもは無口な彼が驚くほど饒舌になり、昔話を始めた。
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まだ酒気が抜けていないのか、彼は足元をふらつかせながら立ち上がった。
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