酒杯
しゅはい
名詞
標準
sake cup
文例 · 用例
私は酒杯を手にして長大息を発した。
— 太宰治 『横綱』 青空文庫
今夜の酒杯が我々の間の永別になるだろう。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
数時間後、僕は岡山で下車すると、巡業中の歌劇団のポスターを横眼で見ながら、車を硝子張りの、「金髪バー」の前でとめて、酒杯の中に沈んで行った。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
女政客も、女実業家も、映画女優も、成金も、文学者も男性を象徴した酒杯に満ちた、白色の酒で唇をぬらした。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
私は酒杯を手にして長大息を發した。
— 太宰治 『横綱』 青空文庫
集まった五人は、出発前の酒杯をとった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
処が此九月でした、僕は余りの苦悩に平常|殆ど酒杯を手にせぬ僕が、里子の止るのも聴ず飲めるだけ飲み、居間の中央に大の字になって居ると、何と思ったか、母が突然鎌倉から帰って来て里子だけを其居間に呼びつけました。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
主人は最後の酒杯をじっと見ていたが、その目はとろんこになって、身体がふらふらしている。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
作例 · 標準
宴の席で、彼と心ゆくまで酒杯を交わし、将来の夢を語り合った。
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陶芸家が丹精込めて作り上げた酒杯は、手にしっくりと馴染む。
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おめでたい席にふさわしい、金箔の施された豪華な酒杯が並んだ。
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