心腹
しんぷく
名詞
標準
chest and stomach
文例 · 用例
君臣 おのづから心腹なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
道衍は王の心腹なり、初よりこれを知らざるにあらず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
老の身の杖柱、やがては家の芸のただ一|人の話|対手、舞台で分別に及ばぬ時は、師の記念とも存じ、心腹を語ったに――いまは惜からぬ生命と思い、世に亡い女房が遺言で、止めい、と申す河豚を食べても、まだ死ねませぬは因果でござるよ。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
ただし烏骨鶏に白いのもあって、大鬼が小鬼群を引きて心腹病を流行らせに行く末後の一小鬼を、夏侯弘が捉え、問うてその目的を知り、治方を尋ねると、白い烏骨鶏を殺して心に当てよと教う。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
それを、慶事々々とさわぎ立てる家中のものまで、内心腹立たしくてならぬのである。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
おいらも初手に一目見た時にゃ、つまらねえ奴が舞い込んで来たもんだと、内心腹が立ったくれえだった。
— 邦枝完二 『曲亭馬琴』 青空文庫
われエホバは心腹をさぐり腎腸を試み、おのおのにその途に従いその行為の果によりて報ゆべし。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
皇室を民の心腹に打込むのも、かような機会はまたと得られぬ。
— 徳冨蘆花 『謀叛論(草稿)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は社長の心腹として、会社の重要な決定に関わっている。
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心腹の友にだけ、自分の秘密を打ち明けた。
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彼の心腹の思いは、誰にも理解されないままだった。
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