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巻子

へそ
名詞頻度ランク #18428 · 青空 28
1
標準
bobbin
文例 · 用例
あたし陰気でこの家好きになれませんでしたわ」 花嫁の巻子は取做し顔にこういった。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
そこから裏庭へ出て逞しい駝鳥のような鶏を作太郎に見せようという巻子の趣向なのだが下駄が一つしか置いて無かった。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
巻子はそれを穿くと、もう一つを取りに出た。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
それで作太郎は思わず手を出したのだが意識的には一つ巻子の実家のものを無断で貰ってやれ、こういう気持ちに動かされて五本の指先をザクリと米に突込んでその一握りを口に頬張ったのだ。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
この無断は、咄嗟な振舞いがいかに作太郎をして巻子の実家に対する親愛の念を満足せしめたか、彼は頬のふくれ返った微笑の顔を母家の方へ向けた。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
途端に巻子が帰って来た。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
夫の異常を見て巻子が叫声を立てたので一家中の騒ぎとなり作太郎はいよいよバツを悪くし作太郎に苦悶の表情が現われるほど一家の心配を増しとうとう外科医まで招んで来て仕舞った。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
玉石の大きな盤にこまかな文字を書いたものや、乾隆の墨や朱などが沢山あり、その他書の巻子本もあったが、絵画の点ではあれだけの絵画国でありながら見るべきものの一つもなかったというのは、いかにも淋しいおもいがした。
――中支遊記―― 余齢初旅 青空文庫
作例 · 標準
祖母の裁縫箱には、使いかけの糸が巻かれたへそがいくつも入っていた。
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機織り機に新しいへそをセットして、また一から布を織り始めた。
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カラフルな絹糸が巻かれたへそを眺めているだけで、創作意欲が湧いてくる。
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