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相客

あいきゃく
名詞
1
標準
fellow guest
文例 · 用例
新屋といふ安宿に泊る、愛嬌のない、井戸もない宿だつた、相客はいかけやさん、料理人、前者はおしやべり、どこか抜けたところがある、後者は生来の世間師、いらないものがある。
仙崎 行乞記 青空文庫
仙崎の宿はよかつた、設備(部屋も夜具も便所も湯殿も井戸も)待遇(その大半はおかみさんのサービス如何にある)共によかつた、木賃料は一昨夜の宿とおなじく三十銭だが、その倍の値打はある、相客三人、屋号は寺田屋。
仙崎 行乞記 青空文庫
朝月残る木槿が咲いてゐるながれ 島へ渡しの、氷や菜葉や郵便や・氷屋ができて夾竹桃の赤や白や・落ちてきて米つく音の水がながれる・近道のいちはやく山萩の花・水は岩からお盆のそうめん冷やしてある  行乞雑感(一) 八月十一日晴、暑かつたが気持は軽かつた、仙崎町行乞、そして滞在、新相客は伊佐で同宿の老遍路。
仙崎 行乞記 青空文庫
……相客は一人、若い鮮人で人蔘売、おとなしい人柄だつた。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
父がこのごろ天気続きの為めか、身体がだいぶよろしゅうございますので、お茶一つ差上げたいと申しますが、明日あたりお昼飯あがり傍々、いらして頂けないでございましょうか、お相客はどなたもございません。
岡本かの子 河明り 青空文庫
相客には浅野長政、前田徳善院、細川越中守、金森法印、有馬法印、佐竹|備後守、其他五六人の大名達を招いた。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
それから自然と相客の贔負贔負が有るから、右方贔負の人々をば右方へ揃え、左方贔負の人々を左方へ揃えて坐らせる仕方もあれば、これを左右|錯綜させて坐らせる坐らせ方も有る訳で、其時其人其事情に因って主人の用意は一様に定った事では有るまいが、利家が此日人々を何様組合せて坐らせたかは分らない。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
但し此日の相客の中で、佐竹の家は伊達の家と争い戦った事はあるが元来が親類合だから、伊達が蒲生に対する場合は無論備後守は伊達贔負の随一だ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
作例 · 標準
小料理屋のカウンターで隣り合わせた相客と、思いがけず話が弾んだ。
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吹雪のため駅前でタクシーを相乗りしたが、その相客が偶然にも大学時代の恩師だったので驚いた。
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露天風呂で一緒になった相客と世間話に花を咲かせ、心身ともにリラックスできた。
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旅館の大広間で相客となったのは、修学旅行中と思しき学生たちの一団だった。
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