旅籠
はたご
名詞
標準
inn
文例 · 用例
併しながら「亡び行く生物」の中に、この菜の花が、次第に加わるのではなかろうか、それとも都落ちの仲間に入って、次第に我等の付近から、影を隠してしまうのではあるまいか、場末の旅籠屋などで、食膳の漬け菜の中から、菜の花の蕾が交って出ることがあるが、偶然だけに、どんなにか私を悦ばすことだろう。
— 小島烏水 『菜の花』 青空文庫
山の宿屋というものを、思わせる「糸屋」と看板を出した旅籠屋には、椽側に紡車を置きっ放しにして、ひっそりかんとしている、馬車はここで停まった。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
薄暗きに華厳の滝をのぞきつ七時|過中禅寺湖畔の旅籠屋に入る。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
親の苦労も知らねえで」S=旅籠「泉屋」の離れ座敷 賭場が開かれて、 「丁だ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
覚えてろ」S=亀崎の宿の旅籠「大野屋」(夜) 土間が居酒屋になって居る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
道場は三つとも、貧弱な道場である事)S=旅籠美濃屋の一室 宿帳の大写。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
その時、 丁度今旅籠に着いて足を洗って居た白狐のおしまが、その声を聞いて、アレッと言った顔。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
(F・O)S=旅籠若狭屋の一室 団九郎とおしまが、今着いて、 やっと、くつろいだ処。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
東海道を旅する人々は、宿場町の旅籠で一日の疲れを癒した。
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この古い家は、かつて旅籠として使われていたそうだ。
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「今夜はあの旅籠に泊まろう。評判の良い宿らしいぞ。」
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標準
basket used by travellers to carry food and other supplies
作例 · 標準
彼は山歩きのために、丈夫な旅籠に食料と水を入れた。
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古典落語には、道中の荷物として旅籠が登場する場面が多い。
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母は、ピクニックのために手作りの料理を旅籠に詰めてくれた。
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標準
basket used by travellers to carry horse fodder
作例 · 標準
馬の長旅に備え、御者は大きな旅籠にたくさんの飼料を積んだ。
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戦国時代の武士は、遠征の際に馬の飼料を入れる旅籠を携行した。
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旅籠から草を取り出して、疲れた馬に与えた。
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