頭株
あたまかぶ
名詞
標準
chief
文例 · 用例
嘉吉は鉱山の坑木の係りではもう頭株だった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
貴様こそ、この製鉄所に入込んどる赤い主義者の頭株に違いないぞ……もう助からんぞ……」「ウハアッ……違う違う。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
今の大頭株を見給へ、紳商面をして澄ましてやがるが、成立は悉皆僕等と仝じ事だ。
— 内田魯庵 『貧書生』 青空文庫
頭株の数人を除いたら手もなく「親釜集」連で、今なら葉書集の投書家程度であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
加之ならず、語学校時代の友人の多くは実業界に投じ、中には立派に成功して財界の頭株に数えられてるものもあるので、折に触れて渠らと邂逅して渠らの辣手を振う経営ぶりを目のあたりに見る度毎に自分の経済的手腕の実は余り頼りにならないのを内心|危なッかしく思いながらも脾肉に堪えられなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
」――皆は頭株の二人がゐなくなると、變に氣拔けしてきた。
— 小林多喜二 『一九二八年三月十五日』 青空文庫
芝翫はその隆々たる人気を背負って、明治の世界に乗込んで、やはり一方の座頭株と認められていたのであるが、明治十年以後――いわゆる新富町の全盛期になると、東京劇壇の覇権はいつか団菊左の手に移って、かれは自然その次位に置かれることになってしまった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
リベディンスキーは、ロシア・プロレタリア作家の頭株の一人であるが、その長篇「英雄の誕生」は一般の注意を呼び起すと同時に、疑問をも引おこした。
— 宮本百合子 『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭株について考えています。
我が社の頭株戦略は重要です。
頭株の原理は複雑である。
頭株という言葉が頭から離れない。
ウィキペディア曖昧さ回避
頭株 (あたまかぶ、かしらかぶ) 集団を代表するもの。頭領、領袖、頭首。参考:リーダー#leader 日本の株式会社の会社名で、「株式会社」が先頭につくもの。前株。→株式会社 (日本)#商号
出典: 頭株 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0