平社員
ひらしゃいん
名詞
標準
rank-and-file member of staff
文例 · 用例
一つ会社に十何年間かこつこつと勤め、しかも地位があがらず、依然として平社員のままでいる人にあり勝ちな疲労がしばしばだった。
— 織田作之助 『馬地獄』 青空文庫
奉天を占領したとか、独立守備隊がどこそこへ進軍したとかいう記事が一号活字で新聞に出ても、××○○会社の若い平社員たちは一般に冷淡で、疑わしそうにジロジロひろげた新聞を読みながら、「おい、社はこれでいくらぐらい儲ける魂胆なんだろうな」などと云った。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
私は平社員、課長、部長、重役、立身出世の順序通りに順を追うて口説かれたが、私は重役にだけ好感がもてた。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫
土建会社の平社員ですよ。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
葉子がただの女事務員でタコスケがただの給仕ならこうはならなかったかも知れないが、二人が重役で、平社員はキレイサッパリみんな逃げたというのが気に入った。
— 坂口安吾 『左近の怒り』 青空文庫
けれども、平社員で、サラリーは安いのよ。
— 坂口安吾 『水鳥亭』 青空文庫
すると平社員は老いの目に涙をたたえて、日曜の夜の社長の別荘帰りをお待ちするのよ」 女子大学生の理にかなった皮肉が、社長からわが身へと移ると、亮作は抵抗を失ってしもうのである。
— 坂口安吾 『水鳥亭』 青空文庫
重役の令嬢と平社員の結婚だから、何うしても婿側の肩身が狭い。
— 佐々木邦 『女婿』 青空文庫
作例 · 標準
彼は入社して以来、ずっと平社員として地道に働いている。
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この会社は、平社員でも自由に意見を言える風通しの良い社風だ。
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いくら平社員だと言っても、責任感を持って仕事に取り組むべきだ。
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