集団
しゅうだん
名詞頻度ランク #1671 · 青空 1636 例
標準
group
文例 · 用例
さういつたつて、今我々には「集団」の声は余りに耳近く響き、各人各様の閑暇なぞ、却々以てあるべくもない。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
そこで clouds of flowers は、さうした西洋草花の群生してゐる花壇か、もしくは花輪や花束の集団をイメーヂさせる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
後で考えてみたらそれは人間のスペルマトゾーンの一集団であったのである。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
莟みの集団の下から、房になった黄色い四弁花が、いま電燈の蒼い光にきらびやかに匂っている、茎は一皮下には、青い血が通っているのではないかと思われるほど透き通って、有らゆる春の緑の中で、最も練り抜かれた緑である、見つめていると、早春の名残といったような淡い哀愁に加えて、物の末期の惨酷を思わせる姿である。
— 小島烏水 『菜の花』 青空文庫
何世紀も前の過去から刻みつけられた印象は、都会という大なる集団の上にも、不可拭の焼印を押していなければならないはずだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
出口へ出るとそこでは下足番の婆さんがただ一人落ち散らばった履物の整理をしているのを見付けて、預けた蝙蝠傘を出してもらって館の裏手の集団の中からT画伯を捜しあてた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
しからばあらゆる大学教授の学殖はすべて同一であるかというに、そういう事は不可能であるが、同じ物理学の中でもそれぞれの方面にそれぞれの権威があってこれらの人々の集団が一つの理想的な権威団を形成すると考えてよい。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
積雲の集団がある時間内にある村の上を多く過ぐるか少なく過ぐるかは、時にはその村民にとりてはかなり重大なる場合もあるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
作例 · 標準
放課後、生徒たちが集団で駅へ向かって歩いていくのが見えた。
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この渡り鳥は大きな集団を作って移動することで、天敵から身を守っている。
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集団の中にいると安心するが、個性が埋没してしまうというデメリットもある。
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