発駅
はつえき
名詞
標準
starting (train) station
文例 · 用例
温泉の町に始発駅を置き、終点駅にすることは、鉄道の営業上から、最もいい政策であったから。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
始発駅で、さけのつみこみを終って、戸をしめるすきにはいりこんだものだろうが、なにしろひとりで汽車へ乗りこんだくまもめずらしいというので、駅員たちがだいじに飼っていたが、二年あまりで死んでしまった。
— 木内高音 『くまと車掌』 青空文庫
それで始発駅から乗った私達は、車室の後方に腰を下し、私は隅にU君は私の横に坐っていた。
— 豊島与志雄 『轢死人』 青空文庫
汽車は始発駅から四哩足らずを走ったばかりの所であったが、晩夏の曇り日の午後のこととて、皆黙り込んでうとうとしているらしかった。
— 豊島与志雄 『轢死人』 青空文庫
この令嬢は始発駅で発車間ぎはにすうつと乗り込んで来て、ほかに適当な席も見当らなかつたのだらう、別にこだはる様子もなく外国人であるA氏の前に席をとつたのである。
— 神西清 『三つの挿話』 青空文庫
セェヌ河の河岸にある始発駅(ケユ・ドルセェ駅)、ヴェルヌイユ間の運賃に相当する。
— 久生十蘭 『青髯二百八十三人の妻』 青空文庫
電車は方向表示を変えて発駅へ戻るので発車係の駅員が遺失品でもないかと、ホームを歩きながら車室をのぞきこんでいると一等車の前部の席に婦人が一人残っている。
— 久生十蘭 『悪の花束』 青空文庫
発駅から四つ目の駅で、二十六、七の美しい婦人が乗ってきて、反対側の前部の座席へ落ちついた。
— 久生十蘭 『悪の花束』 青空文庫
作例 · 標準
この切符は発駅が東京になっている。
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発駅を間違えないように、再度確認してください。
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電車の発駅は、路線図で確認できる。
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