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狂歌

きょうか
名詞
1
標準
comic (satirical) tanka
文例 · 用例
「芝浦の漁人も網を打忘れ月には厭ふいわし雲かな」といへる狂歌、天明頃の人の咏にあり。
幸田露伴 雲のいろ/\ 青空文庫
八雲氏の夫人が古本屋から掘り出して来たという「狂歌百物語」の中から気に入った四十八首を英訳したのが「ゴブリン・ポエトリー」という題で既刊の著書中に採録されている。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
短冊代りに結び付けた蒲鉾板の裏表には、これも定家様で彫込んだ狂歌に朱が入れてある。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
鬼が出るか、蛇が出るか……」 目明の良助に誘われた乞食|体の狂歌師、赤猪口兵衛は二、三本の渋団扇を縄の帯に挿したまま、春吉三番町のお目付役、松倉十内国重の玄関脇の切戸から、狭いジメジメした横露地を裏庭の方へ案内された。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
あの狂歌の謎がわからんと来たナ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
名物男の狂歌師、赤猪口兵衛の独住居はすべて二、三日前の通りに閑寂である。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
但、軒先の底抜燗瓶と古釘の風鈴にブラ下った蒲鉾板が、新しいのと取換えられて違った狂歌が墨黒々と書いて在る。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
流れて遊女となり、流れて鉱夫となり、買ふものも売るものも、我世夢ぞと狂歌乱舞するのである。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
作例 · 標準
幕末には、世相を風刺した狂歌が流行した。
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友人が作った狂歌が面白すぎて、みんなで大笑いした。
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古典文学で狂歌を読むと、当時の人々のユーモアセンスがわかる。
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彼の俳句はいつも真面目なのに、狂歌になると途端に毒舌になる。
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