富める
とめる
形容詞-語幹頻度ランク #39870 · 青空 0 例
標準
rich
文例 · 用例
そんな曖昧な動物かも知れないものは勿論|仁慈に富めるビジテリアン諸氏は食べたり殺したりしないだろう。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
しかし、鬼怒の渓流は天下に紹介しても恥ずかしからぬ、壮大な、雄偉な、しかして変化に富める渓谷であると思った。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
春枝夫人は世にすぐれて慈愛に富める人、日出雄少年は彼等の間に此上なく愛重せられて居つたので、誰とて袂別を惜まぬものはない、然し主人の濱島は東洋の豪傑風で、泣く事などは大厭の性質であるから一同は其心を酌んで、表面に涙を流す者などは一人も無かつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
「富める者は、その持たざる物をも與へられ、貧しき者は、その持つ物をも奪はる」と耶蘇が言つた聖書の言葉は、人生のどんな場合にも眞實である。
— 萩原朔太郎 『夢』 青空文庫
富める者の神の国に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反って易し。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
」「富めるものの天国に入るは、――」そう冗談に言いかけて、ぴしと鞭打たれた。
— 太宰治 『秋風記』 青空文庫
丁度哀れな醜い独身者の下僕が斯うした夢を見始めた頃から、一方、彼の主人たる富める大長老も亦奇態な夢を見るようになった。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
アアと心からの溜息を吐きながら、哀れな富める主人は貧しく賢い下僕の顔を嫉ましげに眺めた。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
作例 · 標準
富める者も貧しい者も、法の下では平等であるべきだ。
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変化に富める自然の景色を楽しむ。
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彼は経験に富めるベテランの医師だ。
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