喜寿
きじゅ
名詞
標準
77th birthday
文例 · 用例
老の賀宴昭和七年十一月五日、父の喜寿と、母との金婚式を祝ひて、一門その膝下に集る。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
以来、喜寿を迎えたこの年までに詠んだ一千余首の中から、四百八首が選ばれ、百五十二頁の歌集にまとめられました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
『八犬伝』もまた末尾に近づくにしたがって強弩の末|魯縞を穿つあたわざる憾みが些かないではないが、二十八年間の長きにわたって喜寿に近づき、殊に最後の数年間は眼疾を憂い、終に全く失明して口授代筆せしめて完了した苦辛惨憺を思えば構想文字に多少の倦怠のあるは止むを得なかろう。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
喜寿の幸四君の晩年における進歩とも言へるし、又動かざる時に、最上のよい天稟を発揮する人だとも言へる。
— 折口信夫 『手習鑑見物記』 青空文庫
そのことが、喜寿の賀を舞台の「白太夫」とともに受ける今日になつても、彼の芸の自由を奪ひ、空想を失はせ、何処か完成感の足らぬものにしてゐる理由だとする考へに変りはないが、ともかくも指導者団十郎亡き後、これで今におしとほしてゐることを思へば、一見必然性の乏しい彼の芸に、理論がついて来るわけである。
— 折口信夫 『手習鑑評判記』 青空文庫
ソレヲ知ッタノハ数エ年七十七歳デ喜寿ヲ祝ッテカラデアル。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫
七十七歳の時、日本橋クラブに翁の喜寿祝賀会が盛大に催された。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
「この家の入口をはいったとき、ちんどん屋のすがたがぼうっときえていって、せいようあくまがあらわれ、それがくびばかりになったのは、一まいガラスのドアをかがみに使ったきじゅつだよ。
— 江戸川乱歩 『まほうやしき』 青空文庫
作例 · 標準
来月、おばあちゃんの喜寿のお祝いに家族みんなで旅行へ行く予定だ。
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父の喜寿に、何か記念に残る贈り物をしたいねと姉と相談した。
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あの先生が喜寿を迎えられたと聞き、教え子たちが集まってパーティーを開いた。
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喜寿を過ぎても、彼は毎日畑仕事に精を出している。
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