還暦
かんれき
名詞頻度ランク #25162 · 青空 100 例
標準
kanreki
文例 · 用例
子供の初節句、結婚の披露、還暦の祝い、そういう機会はすべて村のバッカスにささげられる。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
親爺の還暦の「お祝い」のことで帰っていてもそうなのである。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
年はその時が六十一で還暦のお祝いがその春にある筈であったのが、思いがけなく養子の若先生が家出をされたのでその騒ぎのためにおやめになった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
あたしいつか、こちらさまの大旦那の還暦のご祝儀がございましたわね。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
「君も知っている通り、妹の一件のときには僕も当分はなんだか忌な心持だったが、今まで無事に生きて来て、子供たちもまず一人前になり、自分もめでたく還暦の祝いまで済ませたのだから、もういつ死んでも憾みはないよ。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
明治三十三年の春頃であったか、福岡名産、平助筆の本舗として有名な富豪、故河原田平助翁の還暦の祝賀能が二日間博多の氏神櫛田神社で催された。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
◇ これに引続いた話であるが、前記河原田平助氏の櫛田神社に於ける還暦祝賀能に「大仏供養」が出た。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
六十三という条、実はマダ還暦で、永眠する数日前までも頭脳は明晰で、息の通う間は一行でも余計に書残したいというほど元気|旺勃としていた精力家の易簀は希望に輝く青年の死を哀むと同様な限りない恨事である。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
「お父さん、還暦おめでとう! 赤いちゃんちゃんこは照れ臭いだろうから、赤いネクタイをプレゼントするね」
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定年退職と還暦が重なった恩師のために、かつての教え子たちが集まって盛大な祝賀会を開いた。
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「もう還暦か。人生一巡りして、これからは自分の好きなことだけに時間を使いたいと思っているんだ」
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「あら、還暦だなんて信じられないくらいお若いわね。何か健康の秘訣でもあるのかしら?」
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ウィキペディア
還暦 とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ること。 誕生年に60を加えた年つまり数え61歳(≒満60歳)。人の年齢を表す場合が多い。
出典: 還暦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0