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点じる

てんじる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to drop
文例 · 用例
この二十日から、夏休みになりますので、本当は九月から、お願いしてもいいのですが、貴女のご都合がおよろしければ、休み中軽井沢の方へ行きますので、あちらへ来て頂いても、よろしいのですが……」と、手をのばして、シガーボックスから、キリアジを取り、火を点じると、やがてゆるやかに紫煙を漂わせた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
童女は左の腋に美くしい篋を挟んでゐて、呉夫人が命じると篋から細巻の煙草を抽いて捧げ、それに火を点じるのである。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
」 少年はフオビスの子エンガスを其室に残して、其魔術師の工夫した、異花の馨のやうなにほひを放つ燈火に火を点じると、直に森に行つて、榛からは青葉の枝を切り、小さな岩がなだらかな砂と粘土とに移つてゐる島の西岸からは、燈心草の大きな束を刈り始めた。
THE HEART OF THE SPRING 春の心臓 青空文庫
立って電燈を点じる足元へ茶ぶ台を持ち運ぶ女の顔を見ると、それは不断使っていた小女ではなくて、通夜の前日手不足のため臨時に雇入れた派出婦であるのに気がついた。
永井荷風 ひかげの花 青空文庫
臼の上に、片足を片足の上に平衡させて坐り、一つの蝋燭から他の蝋燭に火を点じるというのが、最も大騒ぎだった。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
運転手が大急ぎで自席に帰って、パッと車内燈を点じる
江戸川乱歩 人間豹 青空文庫
探偵の足が早いか、賊が火薬のふたをあけ、火を点じるのが早いか、命がけの競争です。
江戸川乱歩 少年探偵団 青空文庫
そして、用意の物に、一斉に火を点じると、「わあっ」 と、鬨の声をあげて、炎の波のように、攻めこんだ。
桃園の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
この点眼薬は、一回につき両目に一滴ずつ点じる必要がある。
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書道の先生が、墨を濃くするために水を少し点じた
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薬指の先に香水を少し点じ、耳の後ろにつけた。
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