垂らす
たらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to dribble
文例 · 用例
」母が下唇を垂らすやうに言ふ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
コップに一杯の砂糖水をつくって、その上に小さな罎に入った茶褐色の薬液の一滴を垂らすと、それがぱっと拡がって水は乳色に変わった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
涎でも垂らすように、私の眼は涙を催しかけた。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
洲の中の環虫類を糸にたくさん貫いて、数珠輪のようにして水に垂らす。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
坊主は開いた目も閉じて、※とした顔色で、しっきりもなしに、だらだらと涎を垂らす。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
目から蝋燭の涙を垂らして、鼻へ伝わらせて、口へ垂らすと、せいせい肩で呼吸をする内に、ぶるぶると五体を震わす、と思うとね、横倒れになったんだ。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
大目玉で、天守を睨んで、ト其処に囚られてござるげな、最惜い、魔界の業苦に、長い頭髪一筋づゝ、一刻に生血を垂らすだ、奥様の苦脳を忘れずに、飽くまで行れさ、倒れたら介抱すべい。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
涙垂らすな、お勘婆、やれ、汝も尻拭け、お時婆、慾ばれ、気ばれ、白髪染塗れ、お熊婆。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんがミルクを口から垂らして、服を汚してしまった。
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汗をダラダラと垂らしながら、彼は必死に走った。
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ラーメンを食べる時、スープを服に垂らさないように注意した。
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標準
to suspend
作例 · 標準
窓からカーテンを垂らして、日差しを遮った。
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枝から紐を垂らして、ブランコを作った。
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天井からシャンデリアを垂らすことで、部屋が華やかになった。
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