守り本尊
まもりほんぞん
名詞
標準
guardian deity
文例 · 用例
(引出しの分も拜借致し候 石之助)さては放蕩かと人々顏を見合せてお峯が詮議は無かりき、孝の餘徳は我れ知らず石之助の罪に成りしか、いや/\知りて序に冠りし罪かも知れず、さらば石之助はお峯が守り本尊なるべし、後の事しりたや。
— 一葉女史 『大つごもり』 青空文庫
(引出しの分も拝借致し候 石之助) さては放蕩かと人々顔を見合せてお峯が詮議は無かりき、孝の余徳は我れ知らず石之助の罪に成りしか、いやいや知りて序に冠りし罪かも知れず、さらば石之助はお峯が守り本尊なるべし、後の事しりたや。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
(引出しの分も拜借致し候 石之助) さては放蕩かと人々顏を見合せてお峰が詮議は無かりき、孝の餘徳は我れ知らず石之助の罪に成りしか、いや/\知りて序に冠りし罪かも知れず、さらば石之助はお峰が守り本尊なるべし、後の事しりたや。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
その理由は、この町の守り本尊に聖マルティンというえらい聖者の木像があって、それに願をかけると、どんな病気でもかたわでもすぐなおってしまうからでした。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
一人は神様の心を知る予言者、一人は神様の忠義なしもべ、さすがにトゥロンは聖マルティンを守り本尊とあおぐ町だけあると、他の町々までうわさされるようになりました。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
私はそれを自分の守り本尊として終生祭りたいと思うのです。
— 私の守り本尊のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
そうして、それを私の守り本尊として、祭りまして、現に今日でも私はそれを持ち続けている。
— 私の守り本尊のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
今日の社会には、物質だけで、お金だけで何もかも解決できるものだと考えて、お金を「守り本尊」としている人がずいぶん多いのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
自分の干支によって決まる守り本尊を調べて、その仏様が祀られた寺へお参りした。
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実家の仏壇の奥には、一族の守り本尊とされる小さな黒光りした木彫りの像がある。
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彼は守り本尊の慈悲深い加護を信じて、毎朝欠かさず静かに手を合わせている。
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