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物音

ものおと
名詞頻度ランク #25543 · 青空 3400
1
標準
noise
文例 · 用例
いやしくもその詩興を損い、趣味を害するようなものは――人でも、家具でも、物音でも――絶対にその家庭に入れなかった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
書斎に仕事をしている時のヘルンは、周囲のちょっとした物音にも、すぐ『私の考え破れました』といって、腹立しくペンを投げた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
家内のちょっとした物音や話声にも、感興を破られたといって苦情を言った。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
あとで知ったことでございますが、あの恐しい不思議な物音は、日本海大海戦、軍艦の大砲の音だったのでございます。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
――恰度百姓娘の、赤いネルの腰巻を思はせるやうな夏の日の夕飯仕度の頃の中でされるには余りに相応しいそれらの話声や物音であつた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
やがて、目の覚めた時、聞く物音は新鮮であらう。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
空には白い雲が浮び、自然の悠々たる時劫の外、物音一つしない閑寂さである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
鶯の声遠き日も暮れにけり 春の暮方の物音が、遠くの空から聴えて来るような感じがする。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
真夜中に階下で不審な物音がしたので、バットを持って様子を見に行った。
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静まり返った図書館の中で、本を落とした物音が大きく響き渡った。
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「外で変な物音がしなかった?」と妻が不安そうな声を上げた。
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