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佇まい

たたずまい
名詞頻度ランク #31331 · 青空 0
1
標準
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文例 · 用例
彼らの中の古老は気象学者のまだ知らない空の色、風の息、雲のたたずまい、波のうねりの機微なる兆候に対して尖鋭な直観的|洞察力をもっている。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
若し、秀抜な山のたたずまいや、雄渾な波濤の海を眺めやったなら、それを讃嘆する心の興奮に伴って、さすがに埋め尽した積りの珪次との初恋の埋火が、私の心に掻き起されないものでもないような気がしてならなかったのでありました。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
それが、日本の樹木の優雅なたたずまいや、葉の濃かさの裏表に似つかわしく添って建っているのだ。
岡本かの子 かの女の朝 青空文庫
そして女の妙なたたずまいから発散する一種の陰性な気配に打たれた。
――二つの連作―― 青空文庫
京子はその奇怪な無表情の顔を前へ突き出し、両手を延して探ろうとしたが、先刻の影像らしい黒い靄のたたずまいが、以前の位置からすっと動いて表の潜戸の方へ消えて行った。
――二つの連作―― 青空文庫
しかしその頃から毎日毎日雲のたたずまいが不穏になって、暴模様が見える。
森鴎外 青空文庫
今昇った坂|一畝り下た処、後前草がくれの径の上に、波に乗ったような趣して、二人並んだ姿が見える――斉く雲のたたずまいか、あらず、その雲には、淡いが彩があって、髪が黒く、俤が白い。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
見えつつ、幻影かと思えば、雲のたたずまい、日の加減で、その色の濃い事は、一斉に緋桃が咲いたほどであるから、あるいは桃だろうとも言うのである。
泉鏡花 瓜の涙 青空文庫
作例 · 標準
その古い旅館は、歴史を感じさせる堂々とした佇まいをしていた。
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彼女の凛とした佇まいは、周囲の人々を自然と引きつける魅力がある。
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路地裏に見つけた小さなカフェは、隠れ家のような静かな佇まいだった。
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