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佇み

たたずみ
名詞
1
標準
standing still
文例 · 用例
彼女は立ち上つて、もうすつかり明るくなつてゐる窓の前に佇みながら、微笑して、誰かを呼んでゐた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 青空文庫
そして、つつましやかな氣持で甲板の一隅にぢつと佇みながら、今まで心の中に持つてゐた、人間的なあらゆる醜さ、濁り、曇り、卑しさ、暗さを跡方もなくふきぬぐはれてしまつたやうな、美しく澄み落ち着いた自分になつてゐた。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
答へ澁つたまま、私は暫く身動きもせずに佇み過した。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
往来に、あるいは佇み、あるいはながながと寝そべり、あるいは疾駆し、あるいは牙を光らせて吠えたて、ちょっとした空地でもあるとかならずそこは野犬の巣のごとく、組んずほぐれつ格闘の稽古にふけり、夜など無人の街路を風のごとく、野盗のごとくぞろぞろ大群をなして縦横に駈け廻っている。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
と門前に佇みたるは、倉瀬泰助という当時屈指の探偵なり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
少しも早く探索せむずと雪の下に赴きて、赤城家の門前に佇みつつ云々と呟きたるが、第一回の始まりなり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
」 婦人は後に佇みて、帯の間より手帳を取出し、鉛筆をもて何やらん瞬もせず書き認め、一遍読返して、その紙を一枚引裂き、音低くしてしかも遠きに達る口笛を吹鳴らせば、声に応じて駈け来る犬あり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」と三吉四辻へ引返せば、老婦人は待飽倦み、亭として佇みつつ手にせる蝙蝠傘を打掉るごとに、はっと散りてはまた集る、飯に寄る蠅、群る小児、持余してぞ居られける。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの海岸で、寄せては返す波を見つめる彼の佇みは絵になっていた。
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ショーウィンドウの前に一瞬の佇みを見せ、彼女は再び足早に歩き出した。
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深い森の中、鹿の静かな佇みに気づいて、私は思わず息を呑んだ。
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2
標準
livelihood
作例 · 標準
山奥でひっそりと暮らす老人の佇みからは、俗世を離れた潔さが感じられる。
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都会の喧騒の中にあっても、彼の佇みはどこか浮世離れしていた。
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何十年も変わらぬこの町の人々の佇みが、旅人の心を癒してくれる。
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