破砕
はさい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #42895 · 青空 57 例
標準
crushing (into pieces)
文例 · 用例
私の恋人は破砕器へ石を入れることを仕事にしていました。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
しかるに明治年間ある知事の時代に、たぶん机の上の学問しか知らないいわゆる技師の建言によってであろう、この礁が汽船の出入りの邪魔になると言ってダイナマイトで破砕されてしまった。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
大砲の音やガス容器の爆発の音などとは全くちがった種類の音で、しいて似よった音をさがせば、「はっぱ」すなわちダイナマイトで岩山を破砕する音がそれである。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
然れども想像的鬼神の輸入あると共に一方に於ては、万葉時代に行はれたる単純なる、「自然力」に対する恐怖を、其心外無法の斧を以て破砕したり。
— 北村透谷 『他界に対する観念』 青空文庫
殊に、既成政治家の張り廻らした奸悪な組織や習慣を一つ一つ破砕して行くことは、子路に、今まで知らなかった一種の生甲斐を感じさせる。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
頭蓋骨が少し破砕されたのであるが、べつにさし迫った危険もなかった。
— THE PREMATURE BURIAL 『早すぎる埋葬』 青空文庫
しかれどもこの小児的の感念は遠からずして破砕せられたり、余は基督教会は善人のみの巣窟にあらざるを悟らざるを得ざるに至れり、余は教会内においても気を許すべからざるを知るに至れり、しかのみならず余の最も秘蔵の意見も、高潔の思想も、勇壮の行績も、余をして基督教会に嫌悪せしむるに至れり。
— 内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』 青空文庫
君の歯は物を咬み咬み之を破砕して物の分子の間に君の唾液を混入して嚥下と消化を容易にするだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
秋の田園風景には、稲架にかけられた稲穂が揺れていた。
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昔ながらの方法で、天日干しのために稲架を組んだ。
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稲架は、日本の秋の農村文化を象徴する風景の一つだ。
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