螺
にし異読 ら・ニシ
名詞多音語頻度ランク #14252 · 青空 165 例
標準
small spiral-shelled snail
文例 · 用例
ある時夫人が、江の島に遊んだ土産として、大きな法螺貝を買って帰った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そういう時の夜などに、ヘルンの書斎から法螺貝の音が聞えて来ると、それが広い家中に響き渡って、ボオボオと余韻の浪をうって伝って来る。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
三 登竜門ここを過ぎて、一つ二銭の栄螺かな。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
お前は私を龍宮へ連れて行くなどと大法螺を吹いて、私と對等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが、もういい、私には何もかもよくわかつてゐるのだから、あまり惡あがきしないでさつさと海の底のお前の住居へ歸れ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」と苦しい法螺を吹いた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」と兎は、それが法螺だといふ事を知つてゐながら、わざと信じた振りをして、「ぢや、ちやうどいいわ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
(未だ書かぬ自分の作品の計畫を語る場合に於いては、作者はたいていこのやうにあどけない法螺を吹くものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」とか、「あれは法螺ふきだ!
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
作例 · 標準
浜辺を散歩していたら、波打ち際に小さな螺の殻が宝石のように落ちていた。
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螺を塩茹でにして、針を使って身をくるりと取り出し、晩酌のおつまみにする。
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磯遊びで岩陰をそっと探すと、たくさんの螺が岩肌にへばりついているのが見える。
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