老婆
ろうば
名詞頻度ランク #18375 · 青空 3464 例
標準
old woman
文例 · 用例
そして気味わるく物凄い顔をした、雲助のような男たちに脅やかされたり、黒塚の一軒家のような家に泊って、白髪の恐ろしい老婆に睨まれたりした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
夜は夜で、夢の中に老婆殺しの恐ろしい幻影を見た。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
向うから来かかった老婆がすれちがった時、二人は急に立止って、老婆の方から、「ホー、しばらくだったね、もう少しはいいかえ」と聞く。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
淋しい笑を片頬に見せて、消入るような声で何か云っているようであったが凄まじい木枯しが打消してしまって、老婆の「ホー」と云った寒そうな声と、娘の淋しかった笑顔とは何かなしに自分の心にしみ込むようであった。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
あるちょっとした腫物を切開しただけで脳貧血を起して卒倒し半日も起きられなかった大兵肥満の豪傑が一方の代表者で、これに対する反対に気の強い方の例として挙げられたのは六十余歳の老婆であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
笞を忘るるな{11}」とは老婆がツァラトゥストラに与えた勧告であった。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
その半分、裸のかしわが、クックッと逃げる情景 支那の老婆が日向ぼっこして、麦わら細工を縫み乍ら兵隊の行軍を見ている。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
彼女の重い籠を壁の突き出たところに置いて憩うてゐる老婆もありました(ほんたうに小さな老婆で、彼女の眼は沼のやうに干上つてゐました)。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
作例 · 標準
道に迷っていると、親切な老婆が家までの道を教えてくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その昔話は、山奥に一人で住む心優しい老婆と動物たちの物語だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は老婆に変装して敵の城に忍び込み、見事に姫を救出した。
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