どうと
どうと異読 どうど
副詞
標準
crash
文例 · 用例
ひどくがっかりして、しかし結局あきらめて辛抱して待って、さてもういいかと思って催促すると、今度は何とかがどうとかして何とかで工合が悪いからもう二、三日待てという、その何とかが実に尤千万な何とかで疑う余地などは鷹の睫毛ほどもないのだから全く納得させられる外はなかった。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
こうした非常時の用心を何事もない平時にしておくのは一体利口か馬鹿か、それはどうとも云わば云われるであろうが、用心しておけばその効果の現われる日がいつかは来るという事実だけは間違いないようである。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
自分の仕事が実にいそがしい主人が、たまにはめんどうと思っても、主人は主人のひまを割いてわたくしの為にして呉れます。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
どういう事が問題になっているのか、肝心の事は分らなかったが、何でも議長が何かをどうかして、それからどうとかすべきはずなのを、そうしなかったのが不都合だと云って攻撃しているようであった。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
」 急ぎ足にすたすたと橋の袂にまで来た時、一人の浪人者とどんと突き当ってはずみを喰らって三次すってんどうと倒れた。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
お待ちどうと二人揃って帰ろうとする。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
それは無論死罪になりました」「御符売りはどうなりました」「池鯉鮒様の名前を騙って、そんな贋物を売っているんですから、今なら相当の罰を受けるでしょうが、昔は別にどうということもありませんでした。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
「どうと云ってしようがありませんや」と、老人は笑っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
雷が落ちた瞬間、轟音とともに木がどうと倒れた。
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大きな岩が山からどうと転がり落ち、道を塞いだ。
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彼の突然の辞任発表に、社内はどうと揺れ動いた。
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