手法
しゅほう
名詞頻度ランク #2074 · 青空 848 例
標準
technique
文例 · 用例
後世、彼等の作品が手法を解放したといふ位の事は考へられるであらうが、それ以上のことが考へられようわけはない。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
そのために、外観的に云つて様々な手法といふものがあるが、それとてもそれは近時一般に考へられてゐる程数多くあるのは邪道である。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
俳壇のいわゆる俳人たちは、彼らの宗匠的主観に偏して、常に俳句を形態上のレトリックでのみ皮相な手法的技巧観で鑑賞するため、句が詩情している本質のポエジイと、その背後にある主観の貫ぬく哲学とを、ややもすれば閑却無視することになるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村の不思議は、外国と交通のない江戸時代の日本に生れて、今日の詩人と同じような欧風抒情詩の手法を持っていたということにある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村は決して、子規一派の解した如き浅薄な写生主義者ではないけれども、対象に対して常に即物的客観描写の手法を取り、主観の想念やリリックやを、直接句の表面に出して咏嘆することをしなかった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
西鶴の人間に関する観察帰納演繹の手法を例示するものとしてはまた『織留』中の「諸国の人を見しるは伊勢」に、取付虫の寿林、ふる狸の清春という二人の歌比丘尼が、通りがかりの旅客を一見しただけですぐにその郷国や職業を見抜く、シャーロック・ホールムス的の「穿ち」をも挙げておきたい。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
これはよくやる手法である。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
作画に対する根本の出発点が既にこういうところにあるとすれば津田君の画を論ずるに伝説的の技巧や手法を盾に取ってするのはそもそも見当違いな事である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
作例 · 標準
彼は伝統的な手法に独自の解釈を加え、全く新しい陶芸の世界を切り拓いた。
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「その手法で解決できるほど、今回の問題は単純じゃないんだ」
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最新の統計的手法を用いて、市場のトレンドを緻密に分析する。
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