主峰
しゅほう
名詞
標準
the highest peak
文例 · 用例
路の曲りの樹木の左右に放れた処から見ると、黎明の光を受けて※れたようになった空の下に、立山の主峰が尖んがった輪廓を見せていた。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
南の凌雲岳、東の赤岳、北の黒岳の主峰など、ほんの少しばかり突起するだけにて、見渡す限り波状を為せる平原也。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
峰脈六十八、中央に最も高き主峰を起し、深谷四十八、處々白珠を飛ばす。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
それに、此間は越戸の大山を主峰とした小さな山脈で掩はれてゐるので、海は全くその路から見えなかつた。
— 田山録弥 『伊良湖岬』 青空文庫
山の面積の極めて広大なるに比して、高さが前記の如くであるから、一寸見には、根からダラシの無い、不恰好な、何処に主峰があるかさえ分らぬ草山で、云わば火山中の老朽者と云う位置であるが、登って見て、何処までも奥行の知れぬ広さが、他の佶屈な少壮火山(形から見立てて)と異なったよい感じを与える。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
採集植物シモツケソウ クカイソウ ルリトラノオ キンバイソウ ヤナギラン ウスユキソウ ヨブスマソウ ノブキ バイケイソウ シュロソウ ヒメユリ シラヤマギク オタカラコウ タムラソウ キオン 谷を上れば、右が霧ヶ峰主峰たる車沢山(?
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
冬期常念山脈の主峰に登るには、常念一ノ沢より他に適当なコースは見つからない。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
ところが、ここではそれも出来ないというのは、主峰をつつむ常住不変の大雲塊があるからだ。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
雲の間から姿を現した連峰の主峰は、神々しいまでの存在感を放っていた。
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「ついに主峰の頂が見えたぞ、あともう一息だ!」と登山隊員が叫んだ。
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厳しい冬の主峰を制覇することは、すべての登山家の憧れだ。
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