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巡狩

じゅんしゅ
名詞動詞-サ変
1
標準
Imperial visit
文例 · 用例
これは朝野類要の「安撫転運、提刑提挙、実分御史之権、亦似漢繍衣之義、而代天子巡狩也、故曰外台」と云ふと同じく、外台を以て地方官の義となしたのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
すなわち居ながらにして天下を巡狩しようという、有難い思召だ……ドウヤラ貴妃様の御注文らしいがね」「絵の天才だったのですねその青年は……」「無論さ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
伊太利の帝室費は三百二十五萬圓にして、皇弟の賄料六萬圓、皇甥同四萬圓、其他國皇の巡狩費又は皇居建築營繕費等の如きは、別に國庫より出すと云ふ。
福沢諭吉 帝室論 青空文庫
次に舜典に徴するに、舜は下流社會の人、孝によりて遂に帝位を讓られしが、その事蹟たるや、制度、政治、巡狩、祭祀等、苟も人君が治民に關して成すべき一切の事業は殆どすべて舜の事蹟に附加せられ、且人道中最大なる孝道は、舜の特性として傳へらるゝを見る。
特に堯舜禹に就いて 『尚書』の高等批評 青空文庫
然るに其後景行の朝に天皇親ら豐、火、日向、筑紫を巡狩せられ、次で日本武尊をして熊襲を討たしめ給ひ、また此朝の時に葦北國造などをも置かれたりしを以て之を觀れば、九州の北半は是時より漸く王化に沾ひ始めたるなり。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
景行紀ニ又、「天皇將向京、以巡狩筑紫國、始到夷守、是時於石瀬河邊、人衆聚集、於是天皇遙望之、詔左右曰、其集者何人也、若賊乎、乃遣兄夷守弟夷守二人令覩、乃弟夷守還來而諮之曰、諸縣君泉媛、依献大御食而其族會之」夷守ハ、今ノ日向國西諸縣郡小林郷ナリ。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
既に、風土記では日本武尊、東夷の国を巡狩なされて、新治の県においでになつた時、国造比那良珠命、新に井を掘らしめたところが、泉浄澄にして愛はしかつた。
折口信夫 古代中世言語論 青空文庫
下吉田の椋神社は、秩父郡に二座しかない延喜式内の神社の一で、縁起には猿田彦命を祭り、其出現は、日本武尊東夷征伐の時、此国を巡狩して山路に矛を杖てしに、其矛忽ち光を放ち、又其光飛んで止まった所に至ると老翁が現れて、吾是猿田彦命也、嚮導を為さんと欲するが故に此に来ったということになっている。
木暮理太郎 二、三の山名について 青空文庫
作例 · 標準
古代中国の皇帝は、自らの領土の状況を確認するために巡狩を行ったという。
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巡狩の記録を辿ることで、当時の地方統治の実態が浮き彫りになってくる。
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天皇陛下による地方への巡狩は、地域住民にとって大きな喜びとなった。
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