枕席
ちんせき
名詞
標準
bedding
文例 · 用例
「私はお前と宿縁があったから、お前を召んだ、良夜易闌、可即帰寝」 小吏不敢辞、遂侍仙妃枕席。
— 田中貢太郎 『賈后と小吏』 青空文庫
南はその夜、凍のように冷たい新人と枕席を共にした。
— 田中貢太郎 『竇氏』 青空文庫
品は初子が亀千代を生んだ年に二十一歳で浜屋敷に仕へることになつて、直に綱宗の枕席に侍したらしい。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
風來りて房戸に入り夜中|枕席冷かなり氣變じて時の易るを悟り眠らずして夕の永きを知る。
— 林芙美子 『崩浪亭主人』 青空文庫
一目で、雪之丞に、それが、曾て長崎で威を張った土部三斎と、当時、柳営の大奥で、公方の枕席に侍って寵をほしいままにしているという、三斎の末むすめであるのをさとった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
天皇は神であると同時に、神主でもあるのだから、天子の配膳に仕へ、或は枕席に侍ることもあつた。
— 折口信夫 『はちまきの話』 青空文庫
定例のまれびとの場合を見ると、家の巫女として殘つてゐる主婦・處女はまれびとの枕席に侍るのである。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
呼ばれれば客の席へも出なければならず、特別の上客にはその枕席にも侍らなければならない。
— 坂口安吾 『曾我の暴れん坊』 青空文庫
作例 · 標準
旅籠では、簡素な枕席が用意されていた。
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彼は病人の枕席に寄り添い、夜通し看病した。
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枕席を整え、ゆっくりと休む準備をする。
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