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珍籍

ちんせき
名詞
1
標準
rare book
文例 · 用例
僕は別に声もかけず三階へのぼって行き例のとおり雑部門の珍籍の一つである十九世紀の犯罪科学に関する英国スコットランド・ヤードの報告をひっぱりだして読みはじめた。
海野十三 階段 青空文庫
それは流行不流行の論でなく、我國では支那の如く兵火の厄があつても、比較的慘劇でないから、縉紳の家とか佛刹などに傳へられた珍籍が多い、これは申す迄もなき事なるが、結局これを研究するには佐世の書目が必要となつて來る。
狩野直喜 日本國見在書目録に就いて 青空文庫
多数に古器物や珍籍を集めていたがために、火事のさいに一度にそれを焼いてしまうというようなことは、確かに一の罪悪だ。
喜田貞吉 春雪の出羽路の三日 青空文庫
握持慾だけ旺盛で、保存慾の稀薄な僕が、若し此の珍籍を失くすやうな事があつたら、それこそ一大事だと思つた。
辰野隆 書狼書豚 青空文庫
作例 · 標準
古書店の奥には、貴重な珍籍がひっそりと保管されていた。
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図書館の特別室には、多くの珍籍が収められている。
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彼は一生をかけて珍籍の収集に情熱を注いだ。
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