寝床
ねどこ
名詞頻度ランク #23487 · 青空 3312 例
標準
bed
文例 · 用例
今朝私は寝床の中で、夏らしく黒く撮れたその写真をみたのだつた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
そういう時、妻はわざわざ私の所へやって来て、『遅くなりますから、お先へ休ませて戴きます』と言う、丁寧に三つ指をついてお辞儀をし、それから自分の寝床へ入る。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
十一時頃、やっとお目ざめになり、新聞ないかあと言い、寝床に腹這いになりながら、ひとしきり朝刊の検閲をして、それから縁側に出て支那の煙草をくゆらす。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
蕪村はいつも、寒夜の寝床の中に亡き母のことを考え、遠い昔のなつかしい幼時をしのんで、ひとり悲しく夢に啜り泣いていたような詩人であった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
寝床で母からよく聞かされた阿波の鳴門の十郎兵衛の娘の哀話も忘れ難いものの一つであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
日頃健啖なのに、下の女の児は一杯食つた切りで、「御馳走様」と云つて、サッサと寝床にもぐり込んだ。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
子供たちが食事が済み、寝床に入つてから、私は米を借りに出かけた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
のみならず雨戸をしめて後に寝床へはいるとチンチロリンの声が聞こえなかった。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
作例 · 標準
疲れて帰ってきて、すぐに寝床に入った。
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毎朝、寝床から出るのがつらい。
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猫が気持ちよさそうに寝床で丸くなっている。
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ウィキペディア
『寝床』(ねどこ)は古典落語の演目。別題に『寝床義太夫』(ねどこぎだゆう)、『寝床浄瑠璃』(ねどこじょうるり)、『素人義太夫』(しろうとぎだゆう)、『素人浄瑠璃』(しろうとじょうるり)。原話は、嘉永5年板の『醒睡笑』や安永4年の笑話本『和漢咄会』の一遍『日待』など、多くの江戸小咄に見られる。元々は『寝床浄瑠璃』という上方落語の演目で、明治中期に東京へ移入された。
出典: 寝床 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0