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藩医

はんい
名詞
1
標準
Edo-period doctor working at a public clinic
文例 · 用例
志村は山形藩医である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
当時の津和野藩医官は上下悉く素問学者であつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」上原は弘前藩医である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
昨日当藩医師芳賀玄仲来。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その時、江戸から来て居る手塚と云う書生があって、この男は或る徳川家の藩医の子であるから、親の拝領した葵の紋付を着て、頭は塾中流行の半髪で太刀作の刀を挟てると云う風だから、如何にも見栄があって立派な男であるが、如何も身持が善くない。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
だから、その修道者として、薬学の心得のあった玄白斎は、島津|重豪が、薬草園を開き、蘭法医戸塚静海を、藩医員として迎え、ヨーンストンの「阿蘭陀本草和解」、「薬海鏡原」などが訳されるようになると、薬草に興味をもっていて、隠居をしてから五六年、初夏から秋へかけて、いつも山野へ分け入っていた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
藩医の家柄の久坂玄瑞などはわりにいい方だが、文久二年三月、同志とともに脱藩してでも伏見挙兵に加わろうと準備最中の日記に、「金の一条には大困窮、英雄もこれには閉口なり呵々々」と書いて、その翌日、『リセランド窮理書』二巻と『グール小児書』二巻を抵当に知合の医者から五両借りた。
服部之総 志士と経済 青空文庫
この玄沢は一関侯の藩医茂蕃の子として生まれたのでしたが、杉田玄白の名声を慕ってその門人となったので、後年には仙台侯の侍医となり、同じく名声の高くなった人です。
石原純 杉田玄白 青空文庫
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藩医(はんい)は、江戸時代に藩に仕えた医師のこと。

出典: 藩医 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0